だらだらと続くのも悪くない |
2009/11/05 カテゴリー/レビュー
SAW最新、VIを映画館で観て来ました。
今更気付いたけど、こっちってパンフレットないの?
あれって日本が勝手に作ってんの?それっていいんかい
それともこっちでも行くとこ行ったらあるんかしら
多大なるネタばれ含む感想を追記に書くので
視聴済みもしくはネタばれどんと来いな人はそちらからどうぞ
追記に追記追加しました
_________________________________
*以下ネタばれを含みます
ふむ。
物語もクライマックスに差し掛かっていて(というか今回で完結かと思ってた)
色々な伏線回収に取りかかっている最中です。
というか毎回ちゃんと回収しきれてるのにそこでまた新たな伏線を投入するから
だらだらと続くんですねぇ。それが目的だって事もわかってるけど。
もともとシリーズを予定してなかったSAW I と、後からストーリーを足したII~Vは
続いてはいるけど根っこでは別のお話という風に認識してたんですが
今回のVI はどこかI を感じさせるものがありました。
簡単にわたし解釈のあらすじを話すと
保険会社の社長、主人公。
保険者の命を助けるも見捨てるも、全ては彼の返事次第。
楽しむかのように客を実質見殺しにしていく主人公を襲ったのはジグソーのゲームだった。
ジグソーもまた、見捨てた保険者の一人であり、すでに死んだはずだった…
ゲームの中で彼は、同僚部下愛人、誰を助け誰を殺すかの選択を迫られる――――
ってな感じなんですが、思いっきり今までのテーマを無視してます!!
「犠牲を払って生き延びる」――がSAWのテーマじゃなかったんでしょうか。
“ゲームの結果人が死ぬ事はあっても、考え協力そして努力すれば、誰も死ぬ事はない。”
そう言ったゲームだったはずですジグソーの望んでいたものは。
そういった点で、誰かが必ず死ぬように作られていた今回のゲームは
I での浴場の二人、アマンダの第一回目の鍵男のゲーム、そしてアマンダ自身が仕掛けたゲームなんかを連想させます。
しかももっと悪趣味なのは、今回殺される人々は何の罪もない、ただ主人公の「部下」。
それともその保険会社に勤めていたのだから同罪とでも言いたいのでしょうか。無理矢理すぎる。
今回のゲームはジグソーの死後で、もちろん後継ぎが協力して遂行してる訳だから
そのへんはアマンダと同じただの彼らの過ちだととれない事もないけれど(そしてそういう描写もあったけど)
全ての指示、ビデオテープの撮影をジグソー自ら死前に用意している事から
大方の内容がジグソーの意図通りだったという訳だ。
被害者だってジグソーが奥さんに直接指示している。
そこんとこどうなの?
今まで納得できる筋の通ったストーリーだっただけに、今回はモヤモヤとした回でした。
次回それが解消できるような展開を期待してます。
2009年11月4日
___________________________________
とここでまた追記
なんかぐだぐだ偉そうに書いたけど、ジグソーが指示した人間って
死は確定してなかった6人やったっけ?
主人公と愛人と奥さんと被害者の息子と奥さんと後継ぎの男?
おーそれじゃあちゃんと成り立ってるやないか!!
生の約束もなかったけれど、死も確定されてなかった。
後の死亡者は後継ぎの男の残忍さがもたらしたジグソーの意図とはかけ離れたものやったんやな
用意されたビデオも主人公にだけやった?
他はボイステープも男が作ってたもんねぇ
という解釈でいいのでしょうか?むむ?やっぱりもう1回位観るべき?
PR
この記事へのコメント