邦題 ラブソングができるまで |
2009/10/24 カテゴリー/レビュー
映画 Music and Lyrics
作曲家と作詞家が二人で曲を作るというお話でした。
作中で、二人が歌詞と音楽、どちらが大事かという話をちょこっとしていましたが、
たしかにシングソングにおいて歌詞って大事で、
バラードなんかで「名曲」って言われてるのって
歌詞が共感できるもの、悪く言えばありきたりな感情を詩ってるものなんだよね。
アメリカに来て、お気に入りの邦楽を友達に聴かせても全部はわかってもらえない。
逆に、バンド曲なんかは音楽が痺れるもので歌詞が残念なものだって多い。
でも不思議な事に、クールな音楽と相俟って、間抜けな歌詞でさえ素敵に思える。
わたしは間抜けな事しか考えてないから十分共感できるんだけど。
そんな事を思ったこの映画、完成した曲はどちらかというと前者の音楽でした。
演奏者と歌手って全く別次元の存在だよね。音楽の捉え方も接し方も創作の仕方も全然違う。
作曲家と作詞家が二人で曲を作るというお話でした。
作中で、二人が歌詞と音楽、どちらが大事かという話をちょこっとしていましたが、
たしかにシングソングにおいて歌詞って大事で、
バラードなんかで「名曲」って言われてるのって
歌詞が共感できるもの、悪く言えばありきたりな感情を詩ってるものなんだよね。
アメリカに来て、お気に入りの邦楽を友達に聴かせても全部はわかってもらえない。
逆に、バンド曲なんかは音楽が痺れるもので歌詞が残念なものだって多い。
でも不思議な事に、クールな音楽と相俟って、間抜けな歌詞でさえ素敵に思える。
わたしは間抜けな事しか考えてないから十分共感できるんだけど。
そんな事を思ったこの映画、完成した曲はどちらかというと前者の音楽でした。
演奏者と歌手って全く別次元の存在だよね。音楽の捉え方も接し方も創作の仕方も全然違う。
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ミュウツーの逆襲 |
2009/10/22 カテゴリー/レビュー
ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
Mewtwo Strikes Back
日本1998年夏公開の劇場版ポケモン第一弾
あらすじ:
伝説のポケモン、ミュウの一部を手に入れた科学者たちは
それを元に最強のポケモン ミュウツーを作り出す事に成功する。
しかし実験のためだけに生み出されたと知ったミュウツーは
悲しみとともに、人類に対し強い憎しみを抱く。
今や世界を制服せんとするミュウツーの破壊的な強さには、何者も敵わない。
そんな時世界のポケモントレーナーに届いた招待状は、
彼らのポケモンを盗みまたクローンを作りだそうとするミュウツーの罠だった。
一番最初の映画やったんか、知らなかったです。
ミュウとミュウツーの背景も知らなかったです。
大勢のクローンとクローン元が直接対決するクライマックスで、
クローンだからこそ勝ちも負けもできない戦いが続いて
「what's the point of this battle? there won't be any winners in this fight. only losers.all this proves is that fighting is wrong!」
というカスミのセリフがあって、簡単に訳すなら
「もうやめて、何のためのバトルなの?!戦いなんて間違ってるじゃない!!」
てな感じなんですが
おいおいお。
それって根本的に「ポケットモンスター」を否定してませんか。
さらには
「it doesn't matter which pokemon are better or stronger. they're all alive!」
とまでおっしゃってます。(「どのポケモンが強いかなんてどうでもいいじゃない、生きてるってだけで十分!」)
それって根本的に「ポケットモンs(ry
ジョーイさんの言葉を借りるとするなら、
「It's the nature of all pokemon. they will fight until they beat their opponent they won't give up.」
(「それが「ポケモン」なのよ。敵を倒すまで戦うのをやめない。やめられないの。」)
じゃないんですか。
トレーナー同士の公式試合だって、どちらかが戦闘不能になるかトレーナーが降参するまで戦いは続くはずだし
自分のポケモンが立ち上がれなくなるまで叩きのめされるのは試合前から了承済みなはず。
それをなぜ今ここで否定するようなセリフを入れたんだろう。
当時のガキんちょはそんな事気にしなかったんだろうか、そうだろうな。
まあそんな邪念がよぎりつつもしっかり泣いてしまったんですが
Mewtwo Strikes Back
日本1998年夏公開の劇場版ポケモン第一弾
あらすじ:
伝説のポケモン、ミュウの一部を手に入れた科学者たちは
それを元に最強のポケモン ミュウツーを作り出す事に成功する。
しかし実験のためだけに生み出されたと知ったミュウツーは
悲しみとともに、人類に対し強い憎しみを抱く。
今や世界を制服せんとするミュウツーの破壊的な強さには、何者も敵わない。
そんな時世界のポケモントレーナーに届いた招待状は、
彼らのポケモンを盗みまたクローンを作りだそうとするミュウツーの罠だった。
一番最初の映画やったんか、知らなかったです。
ミュウとミュウツーの背景も知らなかったです。
大勢のクローンとクローン元が直接対決するクライマックスで、
クローンだからこそ勝ちも負けもできない戦いが続いて
「what's the point of this battle? there won't be any winners in this fight. only losers.all this proves is that fighting is wrong!」
というカスミのセリフがあって、簡単に訳すなら
「もうやめて、何のためのバトルなの?!戦いなんて間違ってるじゃない!!」
てな感じなんですが
おいおいお。
それって根本的に「ポケットモンスター」を否定してませんか。
さらには
「it doesn't matter which pokemon are better or stronger. they're all alive!」
とまでおっしゃってます。(「どのポケモンが強いかなんてどうでもいいじゃない、生きてるってだけで十分!」)
それって根本的に「ポケットモンs(ry
ジョーイさんの言葉を借りるとするなら、
「It's the nature of all pokemon. they will fight until they beat their opponent they won't give up.」
(「それが「ポケモン」なのよ。敵を倒すまで戦うのをやめない。やめられないの。」)
じゃないんですか。
トレーナー同士の公式試合だって、どちらかが戦闘不能になるかトレーナーが降参するまで戦いは続くはずだし
自分のポケモンが立ち上がれなくなるまで叩きのめされるのは試合前から了承済みなはず。
それをなぜ今ここで否定するようなセリフを入れたんだろう。
当時のガキんちょはそんな事気にしなかったんだろうか、そうだろうな。
まあそんな邪念がよぎりつつもしっかり泣いてしまったんですが
こわかった |
2009/10/19 カテゴリー/レビュー
映画“Paranormal”を観にいって来ました^^
夜7時半位からチェンドと観に行って、
最初ホラー映画だよって言われてたから、超怖がってたのに
入口で「アニメのコメディーだよーあはは」って言われて
なんや、ってホッとしました。
内容は、サンディエゴに住むある1組のカップルの話。
彼女は小さい時から姿の見えない何か不思議な現象に悩まされていて、ヒステリック気味だった。
見かねた彼氏はその正体を突き止めるべくビデオカメラを購入、生活の一部始終を収め始める。
撮影を重ねる事に超常現象は次第に大きく、最悪の結末へと向かって行くのだった…
ってモロ実写ホラーやないかーーーーーーーーーーーーーーい
かさねがさね騙された!!!!笑
映画館内で泣き叫びまくってしまった…
そこらのホラー映画と違って、「ゴースト」そのものが画面内に現れたりしないので
妙に真実味があったし、凄く興味深い撮影方法やった。
カメラもそのビデオカメラ視点のみのぼやけた映像やし
低コストかつ高臨場感だなぁと思いました。まる。
アメリカの映画館なのでみんな劇中に感想言いまくり。
超常現象中はそこら中「オーマイガー、オーマイガー」というささやき声だらけ。笑
わたしはすきですその雰囲気。
あとハリーポッターより混んでた。
夜7時半位からチェンドと観に行って、
最初ホラー映画だよって言われてたから、超怖がってたのに
入口で「アニメのコメディーだよーあはは」って言われて
なんや、ってホッとしました。
内容は、サンディエゴに住むある1組のカップルの話。
彼女は小さい時から姿の見えない何か不思議な現象に悩まされていて、ヒステリック気味だった。
見かねた彼氏はその正体を突き止めるべくビデオカメラを購入、生活の一部始終を収め始める。
撮影を重ねる事に超常現象は次第に大きく、最悪の結末へと向かって行くのだった…
ってモロ実写ホラーやないかーーーーーーーーーーーーーーい
かさねがさね騙された!!!!笑
映画館内で泣き叫びまくってしまった…
そこらのホラー映画と違って、「ゴースト」そのものが画面内に現れたりしないので
妙に真実味があったし、凄く興味深い撮影方法やった。
カメラもそのビデオカメラ視点のみのぼやけた映像やし
低コストかつ高臨場感だなぁと思いました。まる。
アメリカの映画館なのでみんな劇中に感想言いまくり。
超常現象中はそこら中「オーマイガー、オーマイガー」というささやき声だらけ。笑
わたしはすきですその雰囲気。
あとハリーポッターより混んでた。
eternal sunshine |
2009/10/05 カテゴリー/レビュー
Eternal Sunshine (映画)を観ました。
夕方から夜中一人暗い部屋の中。
色々と考えながら。
2回続けて観てしまいました。
今夜も観ようかしら。
さて、あらすじなんだけど、凄く複雑なプロットってのもあって
人それぞれで話しの流れの解釈が違うみたいなんだよね、調べてみると。
検索で一番最初にヒットするようなホームページのあらすじ説明も、わたしの解釈と違ってなんかモヤモヤ。
すでに観た人とちょっと話したいです。
でもまぁ今度さおちゃんに貸す予定なのであらすじについてはまた後日。
夕方から夜中一人暗い部屋の中。
色々と考えながら。
2回続けて観てしまいました。
今夜も観ようかしら。
さて、あらすじなんだけど、凄く複雑なプロットってのもあって
人それぞれで話しの流れの解釈が違うみたいなんだよね、調べてみると。
検索で一番最初にヒットするようなホームページのあらすじ説明も、わたしの解釈と違ってなんかモヤモヤ。
すでに観た人とちょっと話したいです。
でもまぁ今度さおちゃんに貸す予定なのであらすじについてはまた後日。
鰻はこうやってちゅるちゅる吸って食うのがいちばん旨いですね |
2009/07/09 カテゴリー/レビュー
「きれぎれ」 作者:町田康 出版社:文春文庫
2000年芥川賞受賞作
感想:初めて読んだ時は「何コレきらいっ><」って感じで、
そのような事を日記にも書いたと思うんですが
2回目読み返して見るとあー町田さん、って感じで痺れました。
回を重ねる毎に内容欄が長くなってるのは日本語の衰えかなァ
内容:
2000年芥川賞受賞作
感想:初めて読んだ時は「何コレきらいっ><」って感じで、
そのような事を日記にも書いたと思うんですが
2回目読み返して見るとあー町田さん、って感じで痺れました。
回を重ねる毎に内容欄が長くなってるのは日本語の衰えかなァ
内容:
散らかり放題に散らかった部屋の中。
着替えの際、何か棒のようなものが足に触れる。
見ると、どういうわけか畳に鎌が刺さっている。
無論自分で刺した覚えはない。
となると、妻のサトエが突き刺した事になるが、
どういった経緯でそういった事になったのか毛頭見当がつかぬ。
やっぱり結婚したのが間違いだったんだろうか。
無論自分で刺した覚えはない。
となると、妻のサトエが突き刺した事になるが、
どういった経緯でそういった事になったのか毛頭見当がつかぬ。
やっぱり結婚したのが間違いだったんだろうか。
妻と出会ったのはランパブだった。友人の葬式に耐えられず出向いた先、ランパブ。
大体、友人が死んだのは俺のせいじゃない。それなのに皆、俺が悪いような目つきで。
大体、友人が死んだのは俺のせいじゃない。それなのに皆、俺が悪いような目つきで。
とにもかくにも俺はサトエと結婚した。
2年も給料を前借していたって、ランパブ通いが趣味であったって、
俺は立派な令嬢子息だ。
見合いのひとつやふたつもあった。
それを断ってまでの入籍だったというのに、何だ、
俺が不細工だと思った見合い相手 新田富子は実はとびきりの美人で、
俺がすきだと思ったランパブの女 サトエはみるみるうちに膨張、今ではただの獣だ。
ちくしょう、見合いの席でうな重に顔を突っ込んだりするんじゃあ、なかった。
今に見てろよ吉原。新田富子と結婚してちょっと絵が売れたからって
調子に乗りやがって。俺だって本気を出せばお前なんか楽々追い越して、
新田富子をも虜にするに決まってる。
2年も給料を前借していたって、ランパブ通いが趣味であったって、
俺は立派な令嬢子息だ。
見合いのひとつやふたつもあった。
それを断ってまでの入籍だったというのに、何だ、
俺が不細工だと思った見合い相手 新田富子は実はとびきりの美人で、
俺がすきだと思ったランパブの女 サトエはみるみるうちに膨張、今ではただの獣だ。
ちくしょう、見合いの席でうな重に顔を突っ込んだりするんじゃあ、なかった。
今に見てろよ吉原。新田富子と結婚してちょっと絵が売れたからって
調子に乗りやがって。俺だって本気を出せばお前なんか楽々追い越して、
新田富子をも虜にするに決まってる。
だけどそんな矢先ママンが死んだ。
父さんが死んで以来一人で会社を切盛りしていたママンが、死んだ。
いいことなんてひとつもない。受け継ぐものもひとつもない。
仕方がないから俺、ライバル吉原に金を借りる事にした。
その際玄関先で話した新田富子、やっぱり美しくて。
彼女が恋しくて、憎き吉原の展覧会に欠かさず足を運ぶ俺。
そわそわして早くに家を出れば妻不機嫌にヤキソバを食べて。
再度、飛行機が空を引き裂いた。
振り返ると、青空。きれぎれになって腐敗していて。